U-NEXTのポイントとUコインは、どちらも有料動画の購入に使えて、U-NEXTにおいては電子マネーと同じ役割をするものです。
でも、両者には大きな違いがいくつもあるので、ここでご紹介します。
結論から言うと、Uコインにメリットはほぼ無いので、iOSを利用している人も、PCやSafariブラウザからU-NEXTポイントを購入するのがオススメです。
U-NEXTのポイントとUコインの違い
ポイントとUコインの違いは、大きく分けて5つあります。
ざっくり表にして比較すると
U-NEXTポイント | Uコイン | |
利用できるデバイス | iOS含む全デバイス | iOSアプリのみ |
購入金額 | 1ポイント=1円 | 1コイン=1.2円 |
有効期限 | 毎月貰えるポイント:90日 追加購入ポイント:180日 | 無期限 |
用途 | 見放題以外の動画作品購入 電子書籍購入 映画チケット購入 NHKオンデマンドパック購入 | 見放題以外の動画作品購入 |
見放題R18アニメ | 約250本 | なし (単品購入のみ) |
どの違いも重要なので、知っておいて損はないでしょう。
デバイスの違い
まず挙げられる大きな違いは、対応するデバイスです。
- U-NEXTポイント:PC、テレビ、Android端末、iOS端末のブラウザで購入・利用できるサービス共通ポイント
- UコインはiOSのアプリ内でのみ購入できて、使えるもの
そもそもUコインは、ポイント数が表示されない仕様となっているiOSアプリのために、U-NEXTが苦肉の策として作りだしたものなのだそう。
だから、Uコインが使えるのはiOS端末のU-NEXTアプリ内でのみ。
よくスマホゲームなどであるアプリ内課金でポイントを購入して、使用できるのはそのアプリ内のみってやつと同じ仕組み。だから支払いはアップルにする形。
PC、テレビ、Android端末ではUコインを使うことはできず、購入もできません。
表示の違い
AndroidとiPhone、それぞれの表示の違いを見てみましょう。
1,000ポイントを保有していて、Uコインは持っていない場合、どんな表示になるのでしょうか?
まず、メニューを開くと・・・
Androidでは「1,000ポイント」と記載されていますが、ポイント表示ができないiPhoneでは、Uコイン残高である「0コイン」と記載されています。
次に、レンタル作品の画面を見てみます。
ここでも、Androidでは「ポイント」、iPhoneでは「Uコイン」と記載されています。
でも、iPhoneではUコインしか使えないわけではなく、ポイントを利用して視聴することも可能です。
レンタル作品の購入画面を見てください。
Androidでは「ポイントを利用して0円でレンタル」と記載されています。
これは、読んで字のごとく、ポイントを使って視聴するということですね。
iPhoneでは「0コインでレンタル」とありますが、これは ”タダでレンタル” という意味ではなく、”コインを保持していない状態だけれど、ポイントを使ってレンタルする” ということを表しています。
だから、「0コインでレンタル」をタップすると、すぐにポイントが使われ、動画の再生が始まってしまうので注意が必要です。
iPhoneの表記は、ちょっとややこしいですよね。
初めて使う人は、間違えやすいところだと思います。
ただ、その点はU-NEXTも考慮しているみたいで、iPhoneでポイントを使ってレンタルすると利用通知メールが届くし、もし間違ってレンタルしてしまった場合は、初回に限りメール記載のリンクからレンタル取消もできます。
購入金額の違い
1ポイントは1円で買えますが、1コインは1.2円かかります。
Uコインは、ポイントよりも割高なんですね。
なぜかは分かりません。
もしかしたら、Uコインはアプリ内課金(App Storeを使用)して購入するので、アップルのシステム利用料が上乗せされているのかもしれないですね~
「できるだけ安く!」がモットーの私としては、高いUコインを買わないでポイントを使う方が良いんじゃないの? と思っています。
有効期限の違い
U-NEXTポイントとUコインは、有効期限にも違いがあります。
- 毎月貰えるU-NEXTポイントの有効期限は、90日。
- 追加購入したU-NEXTポイントの有効期限は、180日。
一方、Uコインには有効期限がありません。無期限で使用できるのです。(Uコインが割高な理由はコレ?)
でも、UコインはAndroidに引き継ぐことができないし、ポイントと合算することもできないので、スマホをAndroidに買い替える予定の人は注意してくださいね。
買い替え前にUコインを使い切らないと、ムダになってしまいますから。
用途の違い
Uコインの用途は限定されていて、iOS端末での作品購入にしか使えません。
一方、ポイントは使いみちが4つあります。
「貯まったポイントを何に使おうかな?」と、選択肢があるんです。
ポイントの楽しい使い方をご紹介しますね。
レンタル作品を観る
まずは王道の使いみち。
レンタル作品を視聴する、です。
たいていのドラマは1話216~324ポイント、映画は1本324~540ポイントで数日間見ることができます。
映画チケットに交換する
メニューの【クーポン・ギフトコード > 映画チケット割引】で、ポイントを映画観賞券に換えることが可能。
対象の映画館は、「イオンシネマ」「松竹マルチプレックスシアターズ」「ユナイテッド・シネマ」「109シネマズ」「オンラインチケット予約KINEZO」の5つ。
どの映画館も、1,500ポイントで映画鑑賞券1枚と交換、もしくは現金と合わせて支払いに利用できます。
実際に利用した体験レビューは下記記事で。
電子書籍を購入する
U-NEXTは、動画だけじゃなく電子書籍配信も行なっていて、コミックや本の購入にポイントを使うことができます。
観たい動画がないけど、ポイントの有効期限が迫っている! という時は、電子書籍に使ってみるのも良いのでは?
雑誌70誌以上読み放題でコミックや文庫は紙の本よりも少し安いです。
↓ 詳しい利用方法は下記記事を参考してください。
NHKオンデマンド見放題パックを購入する
NHKで放送されたドラマ、ドキュメンタリー、バラエティなどが見放題となる「NHK見逃し見放題パック」「NHK特選見放題パック」の月額利用料金(各パック¥972)をポイントで支払うことができます。
NHKオンデマンドに直接加入するより、U-NEXTから加入した方が何かとメリットがあるんですよ。
↓ 詳しくはこの記事で。
まとめ
ポイントとUコインの違いをまとめました。
- 使えるデバイスが違う(UコインはiOSのU-NEXTアプリでのみ利用可)
- Android、iOSでの表示スタイル(iOSは、ポイント表示ができない仕様)
- 購入金額(Uコインは割高)
- 有効期限(ポイントは有効期限あり。Uコインは無期限)
- 用途の違い(ポイントは4つの用途に利用できる)
Uコインには、メリットがあまりない事が分かると思います。
強いて言えば、有効期限がないことくらいでしょう。