U-NEXTとビデオマーケット、どちらも利用したことのある当サイト管理人が、それぞれの特徴を比較します。
「U-NEXTとビデオマーケットどちらを選ぶべき?」とお悩みの方は、参考にしてください。
結論から言うと、U-NEXTは「定額見放題で幅広い作品を楽しみたい人」、ビデオマーケットは「有料レンタルで最新作や人気作品を楽しみたい人」に向いています。
選ぶ上で気をつけるべき下記ポイントを比較していきます。
- 料金
- 作品数と更新頻度
- 画質
- 対応デバイス
- 電子書籍の充実度
- サービス面
※データは2019年3月のものです。
目次
U-NEXTとビデオマーケット 利用料金を比較
まずは、いちばん気になる利用料金から見てみましょう。
月額利用料金(税抜) | |
U-NEXT | 1,990円 ※毎月1,200円分のポイント付 |
ビデオマーケット |
※どちらも毎月540円分ポイント付 |
U-NEXTの料金プランは1つだけ。月額1,990円です。
一方、ビデオマーケットは、プレミアムコースは、月額500円で540円分のポイントを貰い、1作品ごとにポイント利用で視聴するものです。無料で見られる動画はありません。
プレミアム+見放題コースは、月額980円で見放題対象作品は無料で見放題、毎月もらえる540円分ポイントで見放題対象外の作品をレンタル視聴するコースです。
ビデオマーケットのプレミアムコースは加入するメリットがほぼありませんので、プレミアム+見放題の980円と比較する形になるでしょう。
U-NEXTはビデオマーケットの2倍高いですね。
その2倍の差はどの程度あるのか。作品数とサービス面を見ていきましょう。
U-NEXTとビデオマーケット 作品ラインナップを比較
VODを選ぶ上で一番気になるのが、「見たい作品が沢山あるかどうか」ですね。
それぞれ公式に発表されている配信数と見放題本数は下記の通り。
作品数 | |
U-NEXT | 総配信数:120,000本 見放題:80,000本 |
ビデオマーケット | 総配信数:200,000本 見放題:20,000本 |
でも、本数だけ分かっても、見たい作品が見つかりやすいかどうかはわかりませんので、各ジャンルごとに目視で数えて比較してみました。
海外(西洋)ドラマで比較
U-NEXTの海外ドラマは733タイトル。見放題はそのうち650タイトルほど。
古くはフレンズからゴシップガールズ、プリズン・ブレイク、ホワイトカラー、メンタリスト、ヴァンパイア・ダイアリーズ、スーパーナチュラル、SUITS、ホームランド、GRIMM、ボーンズ、NCIS、FRINGE、GLEE、ER、アリーMyLove、アグリー・ベティ、TwentyFourなどなど有名どころが揃っています。
総配信数は985タイトルですが、見放題はわずか29タイトルです。名探偵ポワロ、大草原の小さな家などかなり古い作品なので、見放題は全く期待できません。
また、有料作品にしても、人気作品は、プリズン・ブレイク、TwentyFourくらいです。
西洋ドラマファンの方には、U-NEXTの方が圧倒的にオススメですね。有料はどちらも1話100~200円程度。
国内ドラマで比較
国内ドラマのタイトル数は929タイトル。そのうち見放題は560タイトルほど。
全体的には2005年以降のドラマが大半で、フジテレビドラマ1割、テレ朝3割、日テレ3割、TBS3割くらいの品揃えです。
有料タイトルの大半は、大河ドラマなどNHKオンデマンドのものです。
見逃し配信は各TV局のドラマ番組が有料で配信されています。
日本国内ドラマの配信数は1671タイトルです。見放題は213タイトルあります。
有料作品も含めると、テレビ局6社のオンデマンドと連携しているので、かなり配信本数は多いですね。ただし視聴率の高かった人気ドラマは見放題では見つかりません。
見逃し配信は各TV局のドラマ番組が有料で配信されています。
国内ドラマに関しては、見放題で沢山楽しむならU-NEXT、有料でもいいから色々なタイトルを楽しみたいならビデオマーケットですね。有料はどちらも1話100~200円程度です。
韓流・華流ドラマで比較
韓国ドラマ・華流ドラマのタイトル数は823タイトル。そのうち見放題は760タイトルほど。
9割以上が見放題ですね。
U-NEXTはこのジャンルかなり強いですね。
韓流ドラマ・華流ドラマは、配信数712タイトル。見放題は433タイトルです。
オクニョ、恋のドキドキスパイク、意外なヒーローズ、クリミナル・マインド、シングルワイフ、ドラゴン桜など。
見放題タイトル数はU-NEXTよりも少ないですが、他VODよりはかなり揃っています。
韓国・華流ドラマに関しては、どちらも豊富にありますが、U-NEXTの方が見放題がかなり多いですね。有料はどちらも1話100~200円程度です。
洋画で比較
U-NEXTの洋画は4780本。見放題はそのうち3800本です。
映画館で放映するような有名映画はだいたい新作追加され、レンタルビデオ店にあるような作品は網羅されてますので、多くの人は見たい作品が見つけられると思います。
ただし2000年以降の作品が大半で古い作品は少なめです。
どこのVODでもそうですが、2015年以降の作品は有料のものが多いです。
洋画の配全く品数は8042本と他のVODを圧倒していますが、見放題作品数は648本のみです。
しかも見放題作品の648タイトルは、U-NEXTと比べて人気作品が全く配信されていません。
ただ、有料作品に関しては、ビデオマーケットはU-NEXTよりも最新作の配信開始が早い傾向にあります。
洋画は、人気作品も含めて見放題で沢山楽しみたい人はU-NEXT、有料でも良いから最新作をいち早く見たい人はビデオマーケットですね。有料はどちらも1本300~400円程度。
邦画で比較
U−NEXTの邦画は2926作品。そのうち見放題は2600作品程度。邦画も洋画同様に新作から旧作まで揃っています。
2010年以降の作品が主で、話題になった有名作品は一通り揃っています。
見放題は9割ほどで、2018年の新作は有料が多いです。
邦画の配信数は4922本。見放題は368本です。
邦画も同様に、見放題作品は少なく、タイトルもB級マイナー作品のみ。
有料作品は、アニメ映画を含めて新作から旧作まで豊富にあります。
邦画は、人気作品も含めて見放題で沢山楽しみたい人はU-NEXT、有料でも良いから古い作品から新作まで幅広く見たい人はビデオマーケットですね。有料はどちらも1本300~400円程度です。
韓国・アジア映画で比較
U-NEXTには韓国映画・アジア映画のジャンルがありません。
韓国映画357本、アジア映画570本が配信されています。 見放題は韓国映画91本。アジア映画26本です。
韓国映画・アジア映画を楽しみたいならビデオマーケットが良いですね。
バラエティ・グラビアで比較
バラエティ・グラビア作品のタイトル数は1947タイトル。そのうち見放題は1860タイトルほど。
作品の割合としては、
- 5割以上が中村静香や橋本梨菜、川崎あや、吉木りさなど人気グラビアアイドルのイメージビデオ
- 3割はパチスロや麻雀、釣りなど趣味系
- 2割がサンドウィッチマンなどのお笑い芸人ライブ、吉本新喜劇など。
テレビで放送されているようなバラエティ番組は一部のみ見放題で、有料が多いです。
ビデオマーケットは、バラエティ・グラビア・お笑いと3ジャンルがあります。
バラエティは配信数は1666本。見放題は364タイトルです。
ネコ映像や怪談系映像、K-POPの音楽映像、コスプレ映像、旅番組、ファッション系映像などニッチな趣味関連の作品があります。
お笑い」ジャンルは、460本配信そのうち見放題299本。落語・寄席、お笑い芸人のライブ映像があります。
グラビア映像作品が1488本配信されていて、見放題は17作品。残念ながら殆どが有料ですね。
バラエティジャンルは、U-NEXTとビデオマーケットで揃っている作品の傾向がかなり似ています。ただ見放題本数がU-NEXTの方が二倍あるのでU-NEXTの方がおすすめです。
スポーツで比較
U-NEXTにスポーツジャンルはありません。
スポーツは配信本数が487本。見放題123本です。
ヨガやダンス、ゴルフ、ボクササイズ、フットサルなどのレッスン映像が無料見放題で配信されています。
有料では、ボクシング世界タイトルマッチ、総合格闘技DEEP、キャットファイトなどといったスポーツ作品が300~500円程度でレンタル配信されています。
スポーツジャンルを楽しみたいならU-NEXTにはほぼ無いので、ビデオマーケットの方がいいですね。
アニメで比較
アニメのタイトル数は2463タイトル。そのうち見放題は2200タイトルほど。
ソードアート・オンライン、SSSS.GRIDMAN、ジョジョ5部、ゴブリンスレイヤー、ゴールデンカムイなどの人気の新作は大体見つかる。またドラゴンボールやワンピース、うる星やつらなどの定番も。
ピクサー映画やワンピースの最近のものなどの人気作品の一部が有料になっています。
アニメの配信は4950作品。見放題は442作品あります。
見放題の新作アニメは、SSSS.GRIDMAN、BanG DREAM! バンドリ、ゴブリンスレイヤー、おとなの防具屋さん、ダンまち、バジリスクなど。U-NEXTよりもかなり少ないです。
その他の見放題は、おぼっちゃまくんや童話アニメなどで作品数自体は少ないですね。
最新作から古い作品までアニメを楽しみたいならU-NEXTです。
キッズで比較
キッズ向け作品のタイトル数は1356タイトル。そのうち見放題は1230タイトルほど。
一部はアニメジャンルの作品と重複していますね。
ワタル・ちびまる子ちゃん・プリキュア・コナン・ゲゲゲの鬼太郎・アンパンマン・ドラゴンボール・ルパン三世・きかんしゃトーマスなど主要な作品は大体揃っています。
9割以上が見放題です。
ビデオマーケットにはキッズ向けジャンルはありません。
キッズ向けのアニメや知育番組を見るならU-NEXTがおすすめです。
アダルトで比較
アダルト作品も圧巻の品ぞろえ14,000本以上です。
アニメ系、素人系、ロリ系、外国人、コスプレ、人気女優作品などなど豊富に揃っています。(1契約で複数アカウント作れるので、子供用にはアダルトが見えないようにする設定が可能です)
見放題は7000本ほど。
アダルト動画を見たい人にオススメのVODとしては国内1位だと思います。
ビデオマーケットにはアダルトジャンルの作品はありません。
どちらも1ヶ月の無料お試し期間があるので、実際に利用してみて継続するか検討するといいでしょう。
↓ 31日間無料おためしはこちらから
とりあえず無料お試ししてみて、気に入らなかったら31日以内に解約すれば料金は発生しません。
U-NEXTとビデオマーケット 電子書籍配信を比較
電子書籍サービス | |
U-NEXT | 電子書籍200,000冊以上 雑誌70誌 読み放題 |
ビデオマーケット | なし |
ビデオマーケットには電子書籍サービスはありません。
U-NEXTでは、電子書籍で雑誌70誌を無料で読んだり、コミックや書籍などをポイントで購入することができます。
コンビニや本屋で見かけるメジャーな雑誌ならほとんどが月額費用内で読み放題です。
ラインナップは下記の通り。
BAILA、LEE、Marisol、eclat(エクラ)、Seventeen、ELLE JAPON(エル・ジャポン)、25ans(ヴァンサンカン)、VOGUE、MORE、Ray、SPUR、Harper’s BAZAAR、mina、non-no、S Cawaii!
オズマガジン、ELLE DECOR、25ans Wedding ヴァンサンカンウエディング、家庭画報、婦人画報、ゆうゆう、MAQUIA、美しいキモノ、モダンリビング、Pre-mo、ELLE mariage
Richesse(リシェス)、Men’s NON-NO、Men’s Ex、GO OUT、Men’s CLUB、GQ JAPAN、UOMO、2nd、Begin、GoodsPress、Lightning、男の隠れ家、デジモノステーション
GetNavi、WatchNavi、週刊女性、アサヒ芸能、週プレ、サイゾー、週間東洋経済、日経トレンディ、Mac Fan、Forbes JAPAN、日経PC21、Flick Degital、Web Designing
食楽、東京カレンダー、ELLE gourmet、ワイン王国、ビール王国、ハワイスタイル、ぴあファミリー、週間ギャロップ、つり人、韓流ぴあ、SCREEN、CAPA、HiVi
ぴあmovie special、サッカーダイジェスト、ワールドサッカーダイジェスト、ALBA、EVEN、RIDERS CLUB、RUN+TRAIL、Slugger、GENROQ、LE VOLANT、Bicycle CLUB、RUNNING STYLE
画質で比較
最高画質 | |
U-NEXT | FULL HD (1080p) |
ビデオマーケット | FULL HD (1080p) |
U-NEXTもビデオマーケットもFULL HD1080p対応です。
どちらも最近の大画面スマホやPC、テレビなどの大画面で視聴してもストレスなく視聴が可能です。
U-NEXTには4K動画(2160p)に対応した作品もあるので、超高画質動画もU-NEXTでは楽しむことが可能です。(まだ一部作品ですが)
画質に関しては、適当なYoutube動画を再生してみて、「歯車マーク」から、1080p、720p、480pと選択して見比べると、どのくらいの画質なのかわかります。
対応デバイスで比較
再生可能デバイス | |
U-NEXT | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Amazon Fire TV/Stick Chromcast Apple TV PS4/PS Vita U-NEXT TV |
ビデオマーケット | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Amazon Fire TV/stick Chromcast |
U-NEXTと比較して、ビデオマーケットで再生できるデバイスはちょっと少ないですね。
U-NEXTとビデオマーケット サービス面を比較
見放題プランの月額料金が違うU-NEXTとビデオマーケット。
U-NEXTは料金が高い分、サービス面が充実しているのでしょうか?
サービス内容 | |
U-NEXT |
|
ビデオマーケット |
|
やはり、U-NEXTの方がサービス面で勝っていると言えるでしょう。
例えば、U-NEXTは、違うデバイス4台まで同時視聴できる通称「ファミリーアカウント」があります。家族や恋人とアカウントを共有して利用できます。
一方でビデオマーケットは複数デバイスで同時視聴ができません。
それから、ダウンロード機能は、外出時にもスマホで見たい人には重要ポイント。
U-NEXTは、ダウンロード可能。観たい作品を事前にダウンロードしておけば、オフラインでも視聴可能です。
ビデオマーケットはダウンロード不可。外出時は携帯回線を使って視聴する必要があります。
高画質で視聴すると1時間で1GBの通信量は軽くいってしまいますので注意が必要です。
NHKオンデマンドオプションはどちらも追加900円なので、同じですね。
まとめ&当サイト管理人の意見
見放題作品数、サービス面において優れている点が多いのは、U-NEXTです。
定額制で沢山見放題で楽しみたいなら、U-NEXTを選べば間違いないと思います。
でも、「見放題に興味がない」「それほど数多くの動画は観ない」「安さ重視」というのであれば、単品購入のできるビデオマーケットを選択するのもアリ。
いずれにしても、実際に使ってみなければ分からない部分も多いので、どっちも無料お試ししてから決めるのが確実です。
↓ 31日間無料おためしはこちらから
とりあえず無料お試ししてみて、気に入らなかったら31日以内に解約すれば料金は発生しません。
U-NEXTとビデオマーケット 詳細比較
U-NEXT | ビデオマーケット | |
月額利用料(税抜) | 1,990円 | 見放題:980円 |
配信作品本数 | 約120,000本 | 約200,000本 |
見放題作品数 | 約80,000本 | 約20,000本 |
初回無料視聴期間 | 31日間 | 初月 |
初回にもらえるポイント | 600pt | 540pt |
毎月もらえるポイント | 1,200pt | 540pt |
ダウンロード可否 | 可 | 不可 |
字幕・吹き替え 切替 | 可 | 可 |
対応デバイス | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Amazon Fire TV/Stick Chromcast Apple TV PS4/PS Vita U-NEXT TV | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Amazon Fire TV/stick Chromcast |
複数同時視聴 | 4台まで | 1台まで |
電子書籍 | 有り | なし |
読み放題 雑誌数 | 70誌 | なし |
NHKオンデマンドパック | 900円 | 900円 |
4K画質動画 | 有り | なし |
最高画質 | FULL HD(1080p) | FULL HD(1080p) |
支払い方法 | クレジットカード ドコモ払い auかんたん決済 ソフトバンク支払 ワイモバイル支払 Amazon経由 U-NEXTカード | クレジットカード ドコモ払い auかんたん決済 ソフトバンク支払 ワイモバイル支払 |