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[利用レビュー]DAZN(ダ・ゾーン)の特徴。メリット・デメリット

この記事で分かること

日本のほぼ全てのVODを実際に利用してみた経験から、実際にDAZN(ダゾーン)を利用して感じたメリット・デメリット、他のスポーツ系VODとの違いを解説していきます。

DAZN(ダゾーン)を利用するか検討している方の疑問を解決します。

DAZN(ダ・ゾーン)は、イギリス起業Perform Group(現DAZNグループ)が提供するスポーツ専門の動画配信(VOD)サービスです。

国内外のあらゆるスポーツの試合がライブ配信で見られるだけでなく、見逃し配信やハイライトシーン、予選、見どころの特集番組などもあって、スポーツ観戦が好きな人ならとても楽しめます。

 

そんなDAZNを、VODサービスを検討する上でチェックするべきポイント下記を踏まえつつ詳しく解説します。

  • 料金
  • 作品数と更新頻度
  • 画質
  • 対応デバイス
  • サービス面

※データは2019年4月のものです。

DAZN(ダズーン)の料金

月額利用料1,750円(税抜)
※ドコモユーザーは
無料期間1ヶ月間

DAZNの月額料金は1,750円です。国内VODサービスの相場価格は500~1500円の価格が多いので、DAZNは少し高めの料金設定ですね。

他のスポーツ番組が豊富に見れるサービスだと、Jスポーツオンデマンド(1,800円/2,400円)との比較になるかと思います。

また、VODではなくテレビ放送でも良いという方は、スカパー!(1,833円)とひかりTV(2,500円)も選択肢にあがるかも。FOXスポーツ&エンターテイメント・スカイA・GAORA・日テレジータスが視聴可能です。

では次は、DAZNではどんなスポーツを見れるのか解説します。

DAZN(ダゾーン)で見れる番組・動画について

DAZNのメインコンテンツは、スポーツ試合映像などの毎日の生中継ライブ配信です。

もしライブ配信を見逃してしまっても、ライブ配信後に見逃し配信があるので安心です。
約30日間の配信期間内なら、何度でも見放題で視聴できます。

平日10~15番組、休日40~50番組がライブ配信されていて、年間10,000試合以上になります。

スポーツ専門VODには、スポナビライブ(2018年5月にDAZNに吸収)やJスポーツオンデマンドがありますが、DAZNは、それらをはるかに上回る試合本数を生中継配信しています。

DAZNで見れるスポーツ

DAZNでライブ配信しているスポーツは、下記のとおり。

  • サッカー
    Jリーグ、プレミアリーグ、ラ・リーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、セリアA、Vリーグ、リーグアン、トルコ スュペル・リグ
  • バスケ
    FIBA W杯、
    Bリーグ
  • 日本野球
    巨人、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西部ライオンズ、オリックスバッファローズ、福岡ソフトバンクホークス
  • メジャーリーグ
    MLB
  • 格闘技・ボクシング
    GOLDEN BOY、BELLATOR MMA
  • テニス
    WTA
  • ラグビー
    World Rugby SEVENS SERIES
  • アメフト
    NFL
  • ゴルフ
    EUROPEAN TOUR
  • サイクリング
    UCI WORLD TOUR、UCI ヨーロッパツアー
  • ダーツ
    PDC
  • モータースポーツ
    Formula 1 TM
  • バレー・エクストリームスポーツ

他にもバドミントン、バスケットボール、フィッシング、ビリヤード、卓球などがあります。

サッカーの試合映像は豊富で、J1、J2、J3リーグ戦や、欧州プレミアリーグ、ラ・リーガ、FAカップなどの国内外の試合を網羅しています。

ソフトバンクが運営していたスポナビライブの事業がDAZNに吸収されたことにより、プレミアリーグとラ・リーガも全試合中継されるようになりました。

またJリーグ戦に関しては独占配信なので、試合中継が観られるのはDAZNだけ。

メジャーリーグ戦や、NFLアメリカンフットボール、ゴルフのPGAツアー、UFC総合格闘技など、海外で繰り広げられる様々な熱い戦いもライブで観ることができます。

残念な点は、2017年から北米プロバスケットボールリーグNBAの試合は観ることができなくなったこと。

また、メジャーリーグとテニスはほとんどの試合が英語実況のみということですね。

上記スポーツの試合が、このボリュームで見れる動画配信サービスは現状他にありませんので、興味が合う人はピッタリのサービスです。

一ヶ月の無料お試し期間があり、期間内に解約すれば全くお金がかからないので、試してみるといいでしょう。

DAZNの画質について

DAZNの画質はQ&Aサイトの記載によると最高でFULL HD画質(1080p)と考えられます。

1080pであればテレビの大画面でもキレイに視聴できます。

2017年頃までは、DAZNは画質が悪いという評判がありましたが、2019年現在では改善され、標準画質からフルHDサイズまで端末や通信環境に応じて自動で最適化されるようになっています。

ただ、自動なのでDAZNには画質設定機能がなくて、最低画質でも2.0Mbpsになるので、1時間450MB以上の流量になります。携帯電話回線で視聴する場合は注意しましょう。

■ 2.0Mbps: 標準画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(外出先でご視聴の場合、快適な回線速度です)

■ 3.5Mbps: HD画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(モバイルデバイスでご視聴の場合、最適な回線速度です)

■ 6.0Mbps: HD画質と高フレームレートでの動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(TVでご視聴の場合、6.0Mbps以上の回線速度をお勧めします)

■ 8.0Mbps: 弊社が提供する最高のビデオ品質で動画をお楽しみいただける回線速度です。

DAZN-動画の画質について

画質に関しては、適当なYoutube動画を再生してみて、「歯車マーク」から、1080p、720p、480pと選択して見比べると、どのくらいの画質なのかわかります。

DAZNの対応デバイスについて

せっかくのVODを利用するならスマホだけじゃなくて、テレビなどの大画面でも見たいですよね。そんなとき大事なのが、マルチデバイス対応かどうか。

DAZNの動画は、パソコンやスマホ、タブレットだけでなく、テレビでも動画を視聴できます。

対応デバイスは下記の通り

  • Android搭載テレビ、スマートテレビ
  • Windows・Mac
  • iOS・Android
  • Amazon Fire TV stick
  • Chromcast
  • Apple TV
  • PS3/PS4/Xbox One
  • ドコモテレビターミナル

また、DAZNは、1アカウントで2デバイスの同時視聴が可能です。リビングのテレビと他の部屋のスマホで視聴するなど、家族で利用するにも便利ですね。

DAZNの機能面とサービス面

DAZNを利用する上で知っておくべき機能とサービス面について。

海外からの視聴も可能

DAZNは世界中にオフィスがあり、日本だけでなく、ドイツ、オーストリア、スイス、カナダでも視聴できます。

日本の動画配信サービスなのに、海外でも利用できるのは珍しいですよね。言語は、英語か日本語に対応しています。

追っかけ視聴が無い

残念なところは、ライブ配信途中から視聴開始した場合、その試合の最初から視聴できる「追っかけ視聴」機能がないこと。

ライブ配信途中から視聴した場合、最初のシーンを観るには、ライブ終了後の「見逃し配信」を待たなければいけません。

ダウンロード視聴が出来ない

DAZNでは見逃し配信用のアーカイブ動画をダウンロード視聴することが出来ないです。

他のVODだと、WIFI環境でスマホにダウンロードしておいて、外出先でオフラインで視聴することが出来ますが、DAZNではできません。

外出先でもストリーミング配信のみなので、携帯電話回線のデータ通信量に注意が必要です。

最低画質でも2.0Mbpsになるので、1時間450MB以上の流量になります。

まれにシステム障害で、ライブ配信が中断することも

DAZNは、スポーツ試合のライブ配信がウリなのですが、たまに回線の異常で配信が中断することがあります。

ほとんどの場合は、後日、正常な映像が見逃し配信としてアップロードされます。

海外での中継も多いので、ある程度不具合があるのは仕方のないことかもしれません。

DAZNの支払い方法について

DAZNは、ドコモ回線利用者なら、クレジットカードかキャリア決済を選ぶことができます。

ドコモ契約者以外は、クレジットカード決済のみに対応しています。

DAZN公式サイトで詳細を見る

あわせてチェックしたいVODサービス

どのサービスも2週間~1ヶ月間、無料視聴できます。全て試してから決めるのもいいですね。