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[レビュー]観劇三昧の特徴。メリット・デメリット

本記事は観劇三昧というVODのサービス詳細、良い点・残念な点をレビューしていきます。

観劇三昧は、全国の275劇団の舞台映像を900本以上配信している舞台映像専門のVODで、演劇鑑賞が趣味の人や、劇団に所属している人などに人気があります。

観劇三昧の料金プラン

月額利用料
(税込)
  • フリープラン:無料
    会員登録だけすれば無料で130作品が見放題、それ以外の作品の冒頭3分が視聴できる
  • スタンダードプラン:月額980円
    359劇団1203作品。全ての動画が見放題
見放題無料期間なし
配信本数936本(2018年4月時点)

観劇三昧の会員形態はフリープランとスタンダードプランの2種類あります。

フリープラン会員は無料配信作品を視聴でき、スタンダード会員は全ての作品が見放題となります。

全作品の1割ほどが無料で観られるので、ライト会員でお試ししてから有料会員になるかどうかを決めると良いですね!

観劇三昧で観れる作品

全国の359劇団1203作品が配信されています。

観劇三昧は、小劇場舞台作品を扱っているので、有名俳優が出ている作品はほとんど配信していません。

時々、期間限定で2.5次元舞台作品や、演劇集団キャラメルボックスなどの作品が少し配信されるくらいです。

ですので、観劇三昧がおすすめなのは、舞台や劇が好きでマイナー作品も見たい人、舞台や劇を作る側の人などでしょうか。

もし、宝塚作品や大規模なミュージカル作品が観たいならdTVWOWOW、今はやりの2.5次元舞台作品を数多く観たいならdアニメストアをオススメします。

観劇三昧の画質

観劇三昧では画質の変更ができません。また画質については公表されていません。

Q&Aサイトでは、「5Mbps以上の通信環境を推奨」と書いてありますので、作品によっては720p(HD画質)で視聴できると考えられます。

ただし、観劇三昧のほとんどの作品は、劇団独自で撮影したものなので、そもそものカメラのクオリティも色々なので、全ての作品の画質が良いとは言えません。

ただ視聴に耐えられないぐらい酷い画質のものはないですし、中には、プロのカメラマンを使って、画質もカメラワークも良い作品もあります。

観劇三昧の対応デバイス

せっかくのVODを利用するならスマホだけじゃなくて、テレビなどの大画面でも見たいですよね。そんなとき大事なのが、マルチデバイス対応かどうか。

観劇三昧の対応デバイスは下記の通り。

  • Windows/Mac
  • iOSスマホ・タブレット
  • Androidスマホ・タブレット
  • Apple TV
  • 観劇三昧TV

テレビで視聴するには、Apple TVを利用するか、公式サイトから「観劇三昧TV」を購入する必要があります。

観劇三昧のサービスと機能

動画を観ることで、劇団のサポートもできる

観劇三昧では、有料会員となって作品を視聴すると、再生時間に応じて劇団にロイヤリティが支払われるシステムになっています。

これはユーザーにとってメリットがある機能ではありませんが、観劇に行かずとも、好きな劇団のサポートができるのは演劇ファンにとってうれしいメリットですよね。

ダウンロード機能、レビュー機能あり。TV視聴は?

観劇三昧は、使いやすいように機能面も工夫されています。

作品は、スマホやタブレットのアプリ経由でダウンロードが可能。ダウンロードしておけば、ネット環境がなくても視聴できるので便利な機能です。

そして、レビュー機能もあり。パソコンからコメントや感想を記入し、5段階評価することができるのです。

もちろん、レビューに書かれたコメントは誰でも読むことができるので、面白そうな作品を探すときの参考になりますね。

劇団関係者なら作品を無料配信できる

もし、あなたが劇団に所属しているなら、観劇三昧で舞台映像を配信することができるかもしれません。

観劇三昧による審査はありますが、どの団体も無料で作品をアップできるので、劇団のPRに利用するのも良いのではないでしょうか。

劇団の舞台以外の収入源になるチャンスもあるということですね。

観劇三昧公式サイトへ

 観劇三昧の特徴 まとめ

メリット

  • 全国の劇団の舞台映像が観られる。
  • 月額利用料だけで全ての作品が見放題。
  • ダウンロード機能あり。
  • レビュー評価、コメント機能あり。
  • 視聴することで劇団のサポートができる。

デメリット

  • 有名舞台作品は少ない。
  • 画質が粗い作品がある。