VODとは、いつでもどこでも好きな動画を見ることができる動画配信サービスのこと。
ネットの普及とともにVODの数も増えてきているので、どれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
選ぶときに重要視すべきは、”利用料金” と、”見たい作品が揃っているか”、という2点かと思います。
VODの相場価格は、約500~2000円。
ここでは、VODサービスを月額料金別に分けて、それぞれの特徴を簡単にご紹介しています。
VODを選ぶときの参考にしてください。
月額0~500円で利用できるVODサービス
500円ほどの格安で利用できるVODサービスの多くは、見放題作品もたくさんありますが、新作や旧作の一部はPPV(個別課金制)になっています。
品揃えに関しては、ジャンルによってかたよりがある場合が多いので、見たいコンテンツと各VODの強みが合致すれば、利用価値は高いと思います。
VOD | 月額利用料(税抜) | 備考 |
Amazonプライムビデオ | 300円 | 見放題。個別課金あり。 |
dアニメストア | 400円 | 見放題。個別課金あり。 |
dTV | 500円 | 見放題。個別課金あり。 |
ビデオマーケット プレミアムコース | 500円 | 個別課金制。 毎月540円分のポイントがもらえて、レンタルに利用できる。 |
GYAO! | 500円 | 見放題。個別課金あり。 |
ビデオパス | 562円 | 見放題。個別課金あり。 毎月540円分のコインがもらえて、レンタルに利用できる。 |
Amazonプライムビデオ 月額300円
見放題作品が豊富にあり、扱っているジャンルも幅広いのに格安価格で利用できるAmazonプライムビデオ。
コスパは良いのですが、映画やドラマの新作配信が他社より遅いのが弱点です。
⇒「Amazonプライムビデオの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
dアニメストア 月額400円
アニメといっても、「アンパンマン」などの幼児向け作品はありません。
小学生~大人を対象にした大量のアニメ作品が揃っています。
最新作のみ課金制で、ほとんど全てのコンテンツは見放題。
⇒「dアニメストアの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
dTV 月額500円
ミュージックビデオ、ライブ映像、カラオケなど音楽コンテンツが充実したdTVですが、映画やアニメ作品の品ぞろえはイマイチ。
ドラマジャンルには強く、海外ドラマ最新作のライブ放送も行なっています。
ビデオマーケット(プレミアムコース) 月額500円
プレミアムコースは、見たい作品をレンタルするPPV(個別課金)方式。
月に540円分のポイントが付与され、そのポイントを使って視聴します。
見放題プランを付けると月額980円となります。
⇒「ビデオマーケットの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
GYAO!プレミアム 月額500円
GYAO!は会員にならずとも無料で見られる作品が豊富にありますが、プレミアム会員になることで、視聴期間が伸びたり、視聴作品が若干増えたりといったメリットがあります。
⇒「GYAO!プレミアムの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
ビデオパス 月額562円
au回線利用者のみが利用できる動画配信サービス。
全てのジャンルにおいて見放題作品がバランス良く揃っています。
毎月もらえる540円分のコインを使えば、新作を実質無料で見ることができます。
月額600~1000円で利用できるVODサービス
この価格帯になると、動画配信だけでなく電子書籍も利用できるFODプレミアムや、世界規模のVODであるNETFLIXやhuluなどが利用できます。
個別課金が一切なく完全見放題のVODは、コスト面での安心感があります。
スポーツのライブ配信を行なう専門性の高いVODもあり。
VOD | 月額利用料(税抜) | 備考 |
NETFLIX ベーシックプラン | 800円 | 完全見放題。個別課金なし。 |
FODプレミアム | 888円 | 見放題。個別課金あり。 毎月1300円分のポイントがもらえて、レンタルに利用できる。 |
Abemaビデオ | 889円 | 見放題。個別課金あり。 |
hulu | 933円 | 完全見放題。個別課金なし。 |
ビデオマーケット プレミアム&見放題コース | 980円 | 見放題。個別課金あり。 毎月540円分のポイントがもらえて、レンタルに利用できる。 |
スポナビライブ | 980円 | 完全見放題。個別課金なし。 |
NETFLIX ベーシックプラン 月額650円
NETFLIXベーシックプランは、同時再生1画面、標準画質でのみ視聴できるサービス。
複数人で利用しない人や、画質にこだわらない人に適しています。
視聴できる作品は、全てのプランで同じです。
⇒「NETFLIXの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
FODプレミアム 月額888円
動画配信だけでなく、電子書籍サービス(雑誌100誌が無料で読める!)も利用できるFODプレミアム。
ドラマとバラエティに強く、ここでしか見られない独占配信作品も見放題です。
⇒「FODプレミアムの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
Abemaビデオ 月額889円
インターネットテレビであるAbemaTVのほぼ全ての番組を視聴できます。
映画、ドラマに関しては、AbemaTVで新作を放送していないので、Abemaビデオにある作品も旧作ばかり。
作品数も他社よりかなり少なめです。
⇒「Abemaビデオの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
hulu 月額933円
PPV(個別課金制)が一切なく、完全見放題のhuluは、海外作品やアニメに強いのが特徴。
アメリカ放送局のオンタイム配信を行なっているから、最新ドラマもリアルタイムで見ることができます。
NETFLIX スタンダードプラン 月額800円
スタンダードプランは、同時再生2画面、HD高画質での視聴も可能。
テレビなどの大画面で見る場合は、HD高画質の方がより楽しめるはず。
NETFLIXは、オリジナルドラマの質は高いですが、既成作品の最新作配信は他社より遅めです。
ビデオマーケット プレミアム&見放題コース 月額980円
月額500円のプレミアムプラン(個別課金制)に見放題を付けたコース。
旧作は見放題で楽しむことができ、毎月貰える540円分のポイントを使えば無料で新作も見ることができます。
⇒「ビデオマーケットの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
スポナビライブ 月額980円
スポーツ試合のライブ配信のみを行なうVODサービス。
サッカー(ラ・リーガ、プレミアリーグ)、テニス、プロ野球、MLB、バスケ、ゴルフ、大相撲など16種類以上のスポーツ試合を24時間ライブ配信しています。
⇒「スポナビライブの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
月額1400~2300円で利用できるVODサービス
月額1000円を超えると、やはりサービスも良くなります。
U-NEXTやNETFLIXでは、同時に4デバイスでの視聴が可能なので、家族それぞれが個別に利用することができます。一人あたりに換算すると、コスパも最高。
4Kでの視聴(NETFLIX)や、他では見られない番組(wowow)など、機能性や内容が優れています。
VOD | 月額利用料(税抜) | 備考 |
U-NEXT | 1990円 | 見放題。個別課金あり。 毎月1200円分のポイントがもらえて、レンタルに利用できる。 |
RakutenTV プレミアム | 1990円 | 見放題。個別課金あり。 レンタル利用料に応じてポイントバックあり。 |
Wowow | 2300円 | 完全見放題。個別課金なし。 |
U-NEXT 月額1990円
全てのジャンルにおいて、品揃えがよいU-NEXT。アダルトコンテンツや電子書籍も充実。
1契約で、4つのデバイスでの同時視聴が可能なので、家族複数人で利用できます。毎月もらえる1200円分のポイントを利用すれば、新作の視聴も実質無料です。
⇒「U-NEXTの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
RakutenTV プレミアム 月額1990円
RakutenTVプレミアムの中身は、実質U-NEXTが提供しています。
U-NEXTに直接加入した方が、見放題本数も多く、雑誌読み放題サービスも付いていてお得です。
⇒「RakutenTVの特徴 メリット・デメリットは何?」の記事へ
Wowow 月額2300円
Wowowは、有料テレビ放送局が主体となっているため、一般的なVODサービスよりも料金は高め。その分、配信内容も他社とは別格です。
オリジナルのドラマやドキュメンタリー番組が多数あり、スポーツ試合の生中継、ミュージカルや宝塚、オペラなどの舞台作品も豊富に揃っています。
まとめ
- 月額500円ほどの格安VODは、ジャンルにかたよりがあったり、PPV(個別課金)作品が多かったりといった特徴があります。興味のあるコンテンツが豊富に揃っているVODを選べば、満足度は高くなるでしょう。
・ - 月額600~1000円ほどのVODは、完全見放題であったり、毎月もらえるポイントが多かったりするので、格安VODよりは良いサービスを受けることができます。海外番組に強いVODもこの価格帯から利用できます。
・ - 月額1400~2300円ほどのVODは、全てのジャンルにおいて品揃えが良かったり、他社では見られない番組を配信していたり、とサービス面で優れています。1契約で複数同時視聴できるVODが多いので、家族で利用するのにも適しています。